猛暑を乗り切ろう!夏バテ対策
日を追うごとに暑さ&湿度が上昇・・・今年も厳しい暑さが予想されます。
この時期に起こる身体の不調「夏バテ」。
夏バテにならないよう、早めに対策に取り組んで、猛暑を元気に乗り切りましょう!
○そもそも「夏バテ」とは・・・?
夏の高温・多湿に対応できずに生じる体調不良の総称のことです。医学的に夏バテという病気があるわけではないそうです。
倦怠感・疲労感・食欲不振・不眠などの症状が出たら「夏バテ」かもしれません。
○「夏バテ」の原因
部屋の中はエアコンで冷えているのに、外へ出れば蒸し暑い…という激しい温度差、寝苦しさによる睡眠不足。また、暑いからといって冷たい食べ物・飲み物の摂りすぎから消化器官の機能が低下したりと身体は調整に大忙し。
暑さの中で体温を一定に保とうと自律神経が働き過ぎて疲れてしまうことにより、自律神経の乱れが起こりやすくなることが夏バテの原因と言われています。
○今日からできる!5つの夏バテ対策をご紹介!
朝に太陽の光を浴びて、朝食を食べて、体内時計をしっかりリセット!
そうすることにより、夜に自然と眠くなるようにホルモンが分泌され、自律神経のバランスが整います。
疲労を溜めないために、十分な睡眠も大切。しっかり睡眠をとって、生活リズムを一定にしましょう。
◇どうしても夜に眠れなかった場合は、15分ぐらいの短い昼寝も疲労回復に効果的!
夏は、冷房や冷たい飲み物・食べ物で身体を冷やしがち。急激な温度変化が1日に何度もあると、体温調節のために神経が過剰に働き、疲れる原因に。
冷房を利用する場合は、外との温度差が極端に大きくならないように調節することが大切です。
◇この時期は、ついつい「シャワーでいいや。」とすませてしまいがち。
就寝の1時間ぐらい前に湯船に浸かり、身体を温めると睡眠の質が向上!
活動量や食欲の低下などで体力が落ちやすいので、適度な運動で体力維持を!
運動することにより、体力向上・自律神経のバランスの調整・睡眠の質の向上など良いことだらけ。
暑すぎて「外に出たくない…」という人は、ご自宅の中で“ながら運動”がおすすめ。
軽いストレッチをするなど、自分に無理がない範囲で少しずつできることを続けることが大切です。
◇外出の際は、飲み物を持ち歩くなど、熱中症対策を忘れないようにすると◎。
気がつかない内に身体から水分が蒸発しています。
のどの渇きを感じる前にこまめな水分補給をすることが大切です。
たくさん汗をかく方も、あまり汗をかかない方も、熱中症予防のために水分・塩分を摂取しましょう。
ちなみに、アルコールは水分補給にはなりません。残念です(笑)
◇特に朝、水分補給しておくと熱中症予防にも効果的。
スポーツドリンクは糖分が入っている場合もあるので、摂りすぎ要注意。
疲れにくい体づくりのためには、栄養バランスの良い食事も大切です。
疲労回復に必要な糖質に、肉や魚・大豆製品などのタンパク質、トマト・枝豆・ゴーヤなどビタミン・ミネラルが豊富な旬の夏野菜を意識して摂りましょう。
中でも、糖質を代謝して、エネルギーに変えてくれるビタミンB1は疲労回復に欠かせません。
ビタミンB1が豊富なウナギや豚肉を取るようにすると良いですよ。
◇スパイスなどの香辛料は食欲増進の効果が期待!
カレーやエスニック料理、中華料理などを取り入れるのがおすすめ◎
5つの対策に取り組んで、この夏を元気に乗り切りましょう(^^)